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つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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 先日恩師の還暦祝いの席に招かれ、出席した。私が言うのも憚られるけれど、物凄い勉強家で人望も厚く、同じ分野のあらゆる人に「知恵袋」として尊敬される方である。
私は大学を出てから3年目の一年間この先生の下で勉強させていただいた。若さゆえ、未熟さゆえの過ち、いろいろと申し訳ないことをしたと後になって深く反省し、後悔するが故にますます足が遠のき、不義理を重ねていた方である。

 今通っている職場の先輩も、この方を尊敬する先生の一人で、仕事関係のある資格をまだ取得していない私を心配してこの方に力添えを頼んでくださった。
還暦祝いはそのすぐ2,3ヶ月後のことだったのだ。
このタイミング!まさに天の助け、神様の手配だと涙が出そうになったものだった。


 そんな時、ふと頭の中に浮かんだのがタイトルの言葉。聖書の一節だと記憶している。
勢いついて、最近お体の調子があまり思わしくないというその恩師の下に
「週に一回でいいから勉強のために通わせていただけ無いでしょうか?」
と、この数年来の願いを伝えに行った。
先生は「本当にいつまで仕事が続けられるかわからないけれど…」といいながらも快く許してくださった。
その仕事上の資格はここ数年間、ずっと気にかかっていたもの。
実際どうなるかわからないが、少なくとも正式な勤務を辞めてフリーターになってからの八方塞の状態から比べれば、確実に一歩近づいたことになる。

「自分は○○だからきっと断られるだろう。」「こんな××じゃ、ダメに違いない」
そんな言葉で自分自身の可能性や能力をぎりぎりと頑なに、小さく縛り、閉じ込めていたのは他ならない自分自身だったんだなあ…。そんな考えが頭をよぎる。
 自分のことを、何をしていないとか何が出来ないとか、悪い面ばかりに目を向けてそれが明らかになるのを恐れるあまり殻に閉じこもっていないで、思い切って誰かの懐に飛び込んでいくというのも大切なこと。
自分を信じて、大切にして。そしてもっと自由に、頭を上げて、背筋を伸ばして生きて行かなければ。そんな風に思った。思えたのだ。

叩けよ、さらば開かれん!求めよ、さらば与えられん!
私を取り巻く全ての人に、そして何よりも私を常に見守り、力を与えてくださる神様に、師に感謝、です。


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 読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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