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つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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 学生時代、お勉強が嫌いだった。「全然ダメ」だったわけではなくて、好きな科目は楽しくてしょうがなかったが苦手な科目は机に向かっているだけで苦痛でしょうがなかったのだ。息苦しいほどに「自分がなぜこのようなことをしなくてはならないのか」という気持ちが沸いてきて、居ても経っても居られないイライラが募っていた。

 そして社会人13年目を迎えた今。「お勉強」はむしろ楽しみなものになりつつある。
というのも「自分が知りたいと思ったこと」「自分が目指す方向」に向かって学ぶことが出来るからだ。

 先週から週に一度午前中、ある先生の元に通い始めた。「机に向かったお勉強」ではなく、その先生が仕事をするのを後ろでじ~っと見ている。そして折をみて質問をし、教えていただくというもの。忙しいお仕事中、受け入れてくださった先生にただただ感謝だ。

 見習いのようなものだが私は別の場所で同じ業種で働いているので、そこで得た知識はすぐに自分の仕事の役に立てることができる。
目的も効果もすぐに十分手ごたえをして感じることができるので、一つ何かを知ると、芋づる式に次から次に 知りたいこと、調べたいことが出てくる。楽しくてしょうがない。

 10年前、職員としてこの先生の下にいた頃にこんな気持ちで居れば、どれだけたくさんのことを学べたことだろう。そうしていれば今とは全く違った生き方をしていたかも知れない。そんな気さえしてくる。
でも過去を変えることは出来無い。大切なのは今。

 それで思うのだ。
子供たちに何かを教える時。彼らが何かを身につけようとしている時。
その具体的内容をどれだけできるかよりも、まず学ぶことの楽しみ方を覚えてほしい、と。
「何かを学ぶ楽しさ、身に付ける喜び」を味わいつつ楽しんで欲しいのだ。楽しいことは進んでするようになる。出来る。わかる。するとますます楽しくなって「お勉強」はいつしか趣味や遊びとなんら変わらないことにすらなるだろう。

 優秀な方たちであればこんなこと、呼吸をするように当たり前に知っている、当たり前すぎて意識すらしない方も多いことだろう。
そう思うと子供時代に近くに居た大人たちに文句を言いたくなる。
「なぜ教えてくれなかったのよ!」と。
でも遅ればせながらでも、気が付いただけよかったのかも知れない。
「遅くてもしないよりはまし」
というではないか。これから残りの人生がどれだけあるかわからないけれど。
過去を悔いる間があれば、後悔するかわりにできることをしていこう。何だってできる。人は皆、神の子なのだから。
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 読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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