クジラ摂食で毛髪中の水銀濃度が…

またまたネットのニュースから

毛髪中の水銀高濃度に クジラ摂食、和歌山で調査

2008年10月16日（木）09:09

　ゴンドウクジラの肉を食べる機会が多い人は、毛髪中の水銀濃度が高い傾向があることが、和歌山県太地町の住民５０人を対象にした北海道医療大、第一薬科大（福岡市）などの共同研究グループによる調査で、１６日までに分かった。水銀は食物連鎖によって濃縮されるため、クジラやイルカに蓄積されやすい。調査では、神経症状など健康影響の可能性が指摘される毛髪中の濃度５０ｐｐｍを超える人が３人確認された。

　和歌山県の太地町。
イルカの追い込み漁が問題になっている地域です。
この土地では、ゴンドウクジラ（大きなイルカ）の肉が給食に出されると聞いたことがあります。

本日、長男の学校の食育の先生と菜食についてお話したばかり。
「地域ごとの古くからの食習慣」
は大切なものではありましょうが、社会や生活そのものが急速な変化をしている現代社会において（農薬やら、化学肥料やら水銀やら…）やはりそれが身体にいいことかどうか、はまた別の問題のようです。

「生き物を殺して食べるかどうか」は差し置いたとしても
「食の安全」という観点からも考えていくべき問題だと思います。