好きな格好

　「わあ、可愛い」と最近よく言われる。もちろん可愛いのは「私」では断じてない。「私が身に付けている小物、服装」の類を指してのことだ。

私はとっくに40代に突入しているが（しているから？？）、花柄やレース、フリル、それにラメが大好き。
　以前は横目で見ながらあえて使わなかったり、身に付けたとしても控えめにほんのちょっぴりにしたり。

　でも最近の私は違う。
「好きにする」と決めたのだ。「○○らしさ」「××と思われないかしら…？？」なんて、一切構わない。
趣味の範囲であれば、どんな服を着ていたっていいじゃないか。と開き直りに近い感覚。自分が楽しければいいのだ。
　

趣味の範囲、というのは私の定義では

1）露出に関して～年配の方が眉をしかめない程度～首周りは開いていても、胸の谷間は全く見えない。背中や腰、お腹は見せてていない。（冷房で寒いし、お見せできるようなくびれも無いし…）足は出しても膝くらいまで。（かなりふくよかなので）
→これなら人様を不快にさせることもないでしょう。

2）装飾は、「そのまま子供の習い事に付き添っていても別に違和感は無い」程度。アクセサリーは2個くらい。髪留めをたくさんしたら、ピアスは無し。ウィッグや付けまつげまではしない。化粧もあくまでもナチュラルに。

3）色や柄、デザインも、日中デパートでお買い物していてすれ違う人皆が振り返ったり後ろ指差されたりしない、テレビの取材で取り上げられることも無い程度。

という位でしょうか。
なんだ結局普通、かな？？
でもいいの。自分としては服装に関して、かなり気楽に自由に、そして楽しくなった気がしているから。

　今日は100均で買った大人可愛い小さなお花の髪留めを5個使って髪をまとめ、ブルージーンズに真っ赤なダイダイ染めのキャミソールにレースの半袖パーカー、素足にサンダル、という格好でした。二の腕が少々振袖状態だろうと、暑ければパーカーは脱ぐのだ！布でちょっと隠したからって、モデル体型に見えるわけでなし。それよりも、好きな服を着て楽しくいい気分で居たほうが、周りの人たちだって嬉しいと思うし。

若作り、勘違い女と言いタイ人は言いなさい。余計なお世話とお答えしましょう。

何はともあれ、年長さんと年少さんの息子たちがお出かけの格好をした私に
「ママ、可愛い！」
と言ってくれるのが最高に嬉しい、とっくに四十路の母の夏。