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つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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 今日本屋のビジネス書のコーナーで、ネット副業で年収5千万というような本をざっと立ち読みした。
メルマガやブログ、ホームページに広告を出して、自分が出した広告を読者がクリックしたり、そこから商品を購入したら、代金が自分の講座に振り込まれるというようなネットを使って収入を得るノウハウ本だった。

 広告業界というのはよくわからないが、商品についてのそういう情報のやり取りで収入を得るものであろうし、別に誰かをだましたり傷つけたりするのではなく、パソコンの前で知恵を絞ってその成果として収入を得られるのなら、そうして生活していくというのも選択肢の一つだろう。
そういう道を選んだ方に対してとやかく言う気は全くない。

 でも自分がやるとなると…。何だか「胡散臭い」感じがして嫌なのだ。その本も結局は買わずに平積みされた山に戻してきた。

 

「仕事」というと、思いつくままに、
商売で、仕入れたものを売って利益を上げる。
企業や公的機関に勤めて配属された部署で役割を果たす、その労働に対する報酬。
教師が生徒に教科を教えて給料を得る。
病院で、医師が患者を診察し、治療して経営が成り立つ。
小説家が小説を書いて出版され、印税が入る。
俳優たちが映画や舞台で役を演じて観客からお金を得る。
そういった基本的に「わかりやすいやり取り」で収入が得られる方が安心する。

 ネット副業というのは、いわば「情報をやり取りして紹介料のようなものをもらう」ようなものだろうか。それが一ヶ月に数万円というならわかるのだが、数百万円となると、もう想像の域を超えてしまって「法外感」を感じてしまうのだ。そして「法外」というからには「法に触れる」「胡散臭さ」というそら恐ろしさのようなものがついてくる感じが否めない。

 以前同じような「胡散くささ」を感じたことがあった。IT産業という言葉と共に躍り出た、一時期は時代の寵児であった青年実業家をテレビで見た時だ。今は証取法違反で裁判中と聞く。
IT産業に従事する人々みながみな、法を犯しているとは思わない。
でも、「ある一線」というものはあるのではなかろうか。
その「一線」が「第3者にわかりやすいかどうか、オープンに見せられるかどうか」私にすれば「胡散臭い感じがするかどうか」なのだ。

私は、昭和生まれの中高年に分類されるアナログ人間だ。
時代の波に乗り遅れているだけなのかもしれないが、ここしばらくは自分の感覚というものを信じて生きてゆきたいと思っている。
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白い小鳥
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 読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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