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つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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 インターネットでニュースを見れば、自殺の文字を見ない日はない、と言って良いくらい頻繁に報道されている。今日も昼に26歳の男性の飛び降り自殺のニュースを見た。
いじめ。鬱。生活苦。そんな言葉が記事の中に並んでいる。見ていると
もちろん見ず知らずの方々ではあるが、自ら死を選んだ人々の苦しさ、絶望がにじみ出て、ニュースの受け取り手であるこちらの心にもひたひたと押し寄せて来るような気がして、たまらない気分になる。残されたご家族の気持ちを思えばなおさらだ。大切な存在がこの世からいなくなるというだけで胸が張り裂けんばかりの悲しみを受けるのに、それが自殺であったなら…。
 自分の身に当てはめてみても、耐えられるかどうかわからない。

「死ぬ気で頑張ればなんとかなる」
「自殺はいけない」
などと言う言葉は、追い詰められてしまった心には到底届くものではないだろう。

 私自身「死んでしまいたい」とふと思うことがある。人間関係で嫌な思いをした時。とにかく何もかも嫌になった時。生きているのが辛い時。自分は誰からも相手にされておらず、自分などいてもいなくても関係ないのではないか、などと考えてしまう。こんな時に心理テストをしてみれば、「鬱病」とまではいかなくても、「正常領域ですが、ストレスや疲れがたまっています」などという結果が出る。
 この世の中の狂気と自分の中の否定的な部分に意識を当ててしまうと、そもそもこんな世界にこの肉体という牢獄につながれた状態で存在していたくないのだ。

「本気でそんなことを思っているのか?」と誰かに真顔で聞かれれば、
「まさか!とんでもない!」と答えるであろう。
それは体内のホルモンにも多くの影響を受けるような、ふわふわとした気分がかもし出す幻影のようなものだったり、一見理屈に合ったような、でも永遠の真理からみればでたらめばかりを弾きだしている頭脳の産物だったりするのだ。

でもこの世界に生きていると冷静に自己の内面を判断できる時ばかりではない。
体調や気分の浮き沈み、社会的な状況や人間関係のこじれ等々の悪い条件が積み重なれば、それは人間の精神力くらいでは、とても抗えない魔の誘惑にもなるだろうと感じるのだ。
 だから私は自殺という道を選んだ人々に対して、腹を立てたり非難したりは決して出来ない。ご冥福を祈り、ご遺族の心が癒されることを願い、そして何よりも自分がその道にふらふらと入り込まないように、自分の真の声、神への想いを忘れないでいなければ、と思うのが精一杯だ。逆にいえば、それさえ忘れなければどんなに辛い時でも大丈夫、そう思える。師は小さな私を常に導いて手助けをしていてくださっているのだから。
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 読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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