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つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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 母の咳と痰があまりに長引くし、快方に向かう様子も無かったため、
1月9日(水曜日)に本人は気が進まない様子だったのが強引に呼吸器内科に連れて行った。
 レントゲン、採血の結果「肺炎になりかけていた」とのこと。当日外来で点滴を打ち、抗生物質、咳止め等を処方されてからは、めきめきと良くなり今は借りてきたDVDで大好きな映画(洋画好き)を見るまでになった。
受診したのもちょうど良い時期だったようだ。(遅すぎれば入院が必要だったかもしれない…)

ほっと胸をなでおろすとともに、健康の有難さを痛感した。


 よくいわれることだが、普段当たり前に思っていることを失ってみてその大切さを思い知ることはよくある。
空気、水、食料、医療に関すること、など直接すぐに命に関わるもの。
車、パソコン、住む家、着る服、仕事、家族、なども
「あって当たり前、でも失うとかなりのダメージを被る」ことではなかろうか。
 
 でも考えてみれば、今現在の生活では「あって当たり前」と思っていることでも、実際は「無いこと、欲しいと思っても手に入らない、困窮する」状況になっても全然おかしくない、むしろ「在ることのほうが奇跡的」といっても過言ではないことが多いのではなかろうか。
この瞬間も世界中で多くの人々が戦争や貧困、飢餓や病気に苦しんでいる。
だから、自分にできることを行動に移すことも大事だし(寄付をする、とか地球環境を考えてなるだけ節電する、とか車をなるべく使わない、などなど…)同時に「今この一瞬一瞬を大切に」して生きるという意識が大切なのだと思う。
 命というのは本当に儚いもの。今日元気だった人が明日には事故や何かでもういなくなっているかもしれない。
物にしたって、いつかは壊れるし、なくなってしまうかもしれない。欲張って集めても、周到に手入れをしても、どの道死んでしまってから持っていくこともできはしない。

 身の回りにあるものや周囲にいる人を「当たり前」と思わずに、大切に丁寧に、その存在に感謝をしながら生きる。
今しなくてはならないことは「後で」と思わずに「今」する。
その「今」を積み重ねて人は生きてゆくのだ。
なにやら道徳の教科書のようだし、こうして文章にしてみると本当に当たり前のことなのだが、普段そんなことを意識することは少ない。
でも私は今回母の病気をきっかけに痛感したのだ。全く悔いの無い人生など無かろうが、なるべく後悔することの少ない生き方をしてゆきたいものだ。
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 読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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