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つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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 あるメルマガの中の一文でハッと目が覚める、というか朗らかに開かれた感覚があった。高尚な話ではない。正確な文章はそのまま載せられないが、以下のような内容だった。

「嫁さんが自分の腕を見せながら『ねえねえ、最近二の腕細くなったと思わない???』としつこく尋ねてきた。死ぬほどどうでもいい、と思いながら『そうだね』と答えた」

 大抵の女性ならわかってくださると思う。自分の体重とか、体型の細かな変化に関して一喜一憂してしまう気持ち。中には摂食障害等で、日常生活に差し障りがでるほど強迫的に苦しんでいる方もいらっしゃることだろう。

 でも、仕事上見た目が大変重要視される芸能界の方々は別として、一般の人にとってその本人がどんなに気にしていようとも、数百グラムの体重や、数センチのサイズの変化など、配偶者にとってさえ「死ぬほどどうでもいい」ことなのだ。逆に問題視するほうが異常なことではあるまいか。(もちろん糖尿病などの持病との関係とか、プロのアスリートで、体重の変化が重要な場合は別として)

 私自身、霊的向上、神とのつながり、瞑想などとスピリチュアルなことを言いつつも、朝体重計の数値をみては明るい気分になったり、自分を慰めたり励ましたりと、滑稽な毎日を送っている。何だかんだと「死ぬほどどうでもいい」ことに意識を上下させている。あまりの馬鹿馬鹿しさに笑ってしまう。健康上問題ない限り、本当に「死ぬほどどうでもいい」ことではないか。

こうして考えてみると体型や体重以外にも、普段全く「どうでもいい」ことに執着していたり、拘っていたり、していることが結構あることに気づく。つまらない見栄、とか生きてきた過程で身にこびりついてきた概念、などに縛り付けられているのだ。

 世俗の中で普通に生活していきながら、内面において真の意味で解き放たれて、自由であることの、なんと難しいことであろうか。
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プロフィール
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白い小鳥
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女性
自己紹介:
 読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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