ハロウィン用買出し

　家族でハロウィンの仮装用グッズを買いに出かけた。来月、子供たちが通う英会話教室主催のハロウィンパーティーがあるのだ。

100円ショップにはたいした物がなかったため、トイザラスまで。輸入ものらしい商品ばかりだったが、子供用のみならず、大人用の魔女セットや吸血鬼セット、単品の帽子やマントなど、店の一角に結構な品揃えのコーナーがあり、楽しめた。長男は金のかぼちゃのアップリケのついたマントに猫プリントの三角帽子。次男は猫顔のレッドデビルセット。私はグレーの髪の毛つき魔女帽子と子供たちに合わせて黒猫バック、夫は悪魔の尻尾と角のカチューシャセットを購入。

　ハロウィンパーティーなどというものが、今現在の日本の文化風習になじんでいるとは思えない。
しかし子供たちは日本社会の空気や慣習などと関係なく、お祭りの匂いを感じて楽しみにしている。であれば親である私もその気持ちを無視するわけにはゆかず、パーティーの参加の申し込みをし、参加するからにはやはり仮装を全くしないわけにもゆかないだろう…と、連鎖反応的に動いている。

　子供を育てる、とはこういうことかと思う。つまり全く自分の興味や趣味、行動の傾向と全くそぐわないことでも、子のために必要であればそれなりに体裁を整え、準備をし、子と共に身を投じる。
　この時、「嫌々」になると自分が辛いので、できるだけ気持ちを奮い立たせ、盛り上げ、「自分のためにもなるし、以外と楽しいゾ」と思えるように持って行く。不精ものの私にとっては、これが結構生活の、ひいては自分の思考、精神活動の幅を広げるいいきっかけになるものなのだ。子供たちだって、母親がつまらなそうな顔をしているより、一緒に楽しんでいるほうが嬉しいだろうし。

　今回もこれを機に少しハロウィンの事を調べてみようか。なかなか進まない英会話の勉強にも少しは役立つかも…。何と言っても、言葉を学ぶ＝文化を学ぶわけであるし。10月21日、そのパーティーには外国人ゲストもいらっしゃるそうだ。何かを得るまたとないチャンスになるかもしれない。

　物事を肯定的に捉える。そして肯定的な方向に行動する。根が我がままなのでそうできないことも多いが、できるだけ努力しよう。
　幸せな気持ちで生きているかどうか、というのは結構こんなところに鍵があるのかもしれない。