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つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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 台所仕事をしながらなんとなくついていたテレビの洋画劇場で、アメリカのマガジン原作のあるSF映画があっていた。
「ミュータント」という突然変異で、テレパシーやサイコキネシスは当然のこと、壁抜けしたり、天候を変えたり、火を自在に操ったり、銃で頭を打ちぬかれても死ななかったり、物理の法則を完全無視した、もう何でもありの超能力者たちが出現してきた世界での話。当然そのような特殊な力を持たない普通の人々との間や、超能力者同士の間でも軋轢が起こる。好きな方にはたまらなく魅力的な世界観だろう。実際、第3作まで作られているらしい。
私も、うんと若い頃にはこういった「超能力もの」が大好きだった。

 地味で目立たない容貌をした、肥満気味の、何の力も、能力もない、ただの物語好きの少女だった私。
単純に「普通ではない、凄い力を持つ」ということにあこがれる気持ちもあったのかもしれない。「かっこいい」とか、「他にはない、特別」という存在になりたい気持ちもあった。その特別、が誰もが思春期に経験する「思い描く自分」と「現実の自分」の間を埋め、自らの内面に向かい合うことで痛切に感じる自分以外の人との差異の認識から生じる孤独感のようなものの裏づけになるように思っていたような気もする。

 でも、いい歳をしたオバサンになった今。自信を持って
「こんな能力絶対にいらないっ」といえる。

 価値観の問題だから、いわゆる「超能力」を崇め、崇拝する人もいるだろう。全く逆に、科学や経済的成功にのみ信を置く立場の方もいらっしゃることだろう。
それは全てその人の自由だし、こういうことに関しては何が正しいのかという答えはなく「自らが信じるところが一番正しい」になるわけだし。

 だからあくまでも「私はこう思う」という個人的な立場、考えを以下に述べる。

 いったい何になるというのだろう。物理の法則を曲げて何かをしたとしても、その報いのようなものがきっとくる。作用には反作用。因果応報。結局は高いものに付くと思うのだ。今の私は「この世で凄い」には全く興味がない。
ごく普通の一市民、この粗雑な身体はこの世界の法則に従順に従いながら、霊的には完全に解放されて「神の国」を目指す。
私にとっては何よりもそれが大切なことなのだ。

今日の白い小鳥のつぶやき(自己の生き方の再確認??)でした…。
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白い小鳥
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 読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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