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だから、この完全夜型の「時間の感覚が狂ってしまう生活」というのは「たまらなく苦しい、生きるという時間を短く感じさせてくれる」そして「この世との接点を限りなく小さくしてくれる」一種のツールであり、ぎりぎり限界にあったココロを保つ、偽りのシェルターだったと思う。それは決して「素晴らしいもの」や「最高のもの」ではないが、あの頃の自分にはちょうど見合ったものだった。
それからほんの少し落ち着いた頃に、現在の夫と出会った。夜型になりやすい生活はそのままだったが、私の心を癒し、この世に安らぎと温かい居場所を与えてくれ、人の世との接点となってくれたのが彼だった。出会ってからいろいろなことがあった。彼もずいぶん変わったが、私はそれこそ別人のようになったと思う。人を愛し、大切にすることで同時に自分も愛し、頑なででこぼこの穴だらけだった固い心が、柔らかく満たされて暖かさを取り戻したように思う。もちろんそうしながら仕事に着き、厳しい現場で鍛えられたことも大きな要因だったと思う。
いずれにせよ私はそうして「生き延びた」のだから。
格好悪くても、泥くさくても、それはそれでよかったのだと思うのだ。
最後に。何よりも私を暗闇から光の中に救い出してくださった一番大きな存在はもちろん、最高の、唯一の師その人。まず食生活が一変し、それから生き方そのものが大転換した。今生で師に出会うことが出来た、その上に教えを請うことができたことが今も不思議でならない。奇跡そのものだと思う。
私は正直なところ決して「優等生な弟子」ではない。失敗も間違いもたくさんある。山のようなエゴを抱えて毎日ウンウン唸っている不出来な修行者だ。でも私が師の方に向かって歩いている限り、それが亀のような歩みであろうとも、師は決して見捨てたりなさらない。時に自業自得で転げ落ちることがあっても、一緒に歩んでいる大勢の仲間の存在が支えとなってくれるし、それに先を行く人々は常に師とともに必要な時は温かく、時に厳しく助けてくださる。特に厳しく接してくださった方々には今、本当に感謝している。そしてやっぱり私は師の方へ向かって這いつくばってでも進もうと思える。それだけでも光に向かっていることになるのだ。もう私は自分を誤魔化したりしない。つまずこうが、よろけようが前へ、師の方を向いて進むのみ。そう思えることが幸せだ。
今の私は昼の住人でも、ましてや夜の住人でもない。
ただ神の国、清らかな愛の海に向かって歩む一人の小さな修行者、ただそれだけ。
私も過去はとてもつらかったんですよ。
小学校から高校までいわゆるいじめられっこで、小学校では女子児童からもいじめられて泣かされたこともありました。中1と、高2のときのいじめは特にひどく、顔に痣ができるほど殴られて、高2のときは、本気で自殺も考えました。
高校を出て社会に出ると、最初のうちは期待されていたけれども、経営者が期待するほど仕事ができなかったので、「お前は仕事をするより遊んでてもらった方がまだましだ。」と上司から言われ、そのときも本気で自殺を考えました。
こんな私が今までどうして生きていたかというと、その当時は両親や家族を悲しませてはいけないと思って思いとどまったけれども、今にして思えば、マスターに出会うためだったかもしれません。
そのときから人生に無常を感じて、仏教書や、聖書をひも解いたものでした。そうこうするうちに1993年にマスターの講演を聴いたのです。どうして人間は生まれてくるのか、なぜ生きなければいけないのか。すべて修行のためにこの世に生まれてくるのですね。
こういうことならば、それまでの人に言えないほどの苦しみや、つらさはマスターに出会うためのものだったのかもしれません。
私もマスターと出会えて、観音法門を修行して、今、とても幸せです。
命が尽きるその日まで、がんばって修行しましょう。そして、一人でも多くの人にこの素晴らしい観音法門を広めていきましょう。
ポツポツと独り言を書き綴っているような当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。
公開して、ランキング登録までしているくせに、あまり人様に見られることを考えずに書いている時があって、いざコメントをいただいたら嬉しいやらちょっぴり恥ずかしいやら…で照れている管理人です。
ニホンモモンガさんも辛い過去をお過ごしになられたのですね。そして大いなるご縁でマスターと出会われて、今がある。
本当におっしゃる通りです。
この世俗で順風満帆で、幸せの絶頂にいたら、普通なかなか霊的な道を探そうという気にはなりませんよね。
師も確か、以前の講義で同じことを言われていたような記憶があります。
「命が尽きるその日まで、がんばって修行しましょう。そして、一人でも多くの人にこの素晴らしい観音法門を広めていきましょう。」
そう書いていただいて、ありがとうございます!心強いです。私も励んで行きたいと思います。
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