年賀状

年賀状…。すっぱり止めようか。
という考えが、ここ最近毎年のように頭をよぎる。特にフリーターの立場になってからはなおさらだ。
「フリーターだからこそ、各方面にきちんと出さなくてはならない！」というのも一つの考え方ではある。でも…。正直うっとうしいのではないだろうか。
頂く分にはもちろんお返事するし、先輩、上司に当たる方には出している。結果、出したい人だけに絞って毎年すこしづつ数を減らしている。

　年賀状って、本当に親しい人には出しても出さなくてもあまり関係なかったりする。仕事関係か、限りなく知り合いに近い友人とか、親戚関係の義理だったり。人間関係って、大切なもので人として生きる以上無くてはならないものであるが、そのさじ加減というか、力の入れ具合が良く分からない。

究極のところ「嫌われなければいいや。」と少し離れ気味にしていることのほうが多い。寂しくないかといわれれば寂しいような気がしないでもないが、
「神様がいつもそばに居てくださる」と思えばどうということも無い。

家族がいて、時に親戚と会い、職場や子供関係の集まりで挨拶したり話したりする友人や知り合いが居て。それで十分。

変わっている、だろうか。
「よく分からないけれど、これが自分だ。」そう思えるのは歳を取ったせいかもしれない。年賀状。出すことももらうことも無くなる日が来るかもしれない。それはそれでいっそ清清しいかもしれない、などとすら考えている。