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つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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 昨夜、テレビでスピリチュアルカウンセラーのE氏の番組を見た。
いろいろな事情で身内を亡くされた方々からの依頼で、霊視をして最後の想いを現世の家族に告げるという内容。
そもそも「霊」の存在を信じない人から見れば
「何でたらめ言ってんだ、こいつ」
で片付けられてしまうであろう、その企画。

 私は神も魂の存在も当たり前のように「在る」と信じているタイプだ。
一方でE氏のことを信じるか、と言われれば素直に
「わからない」と答える。なぜならば
「私には亡くなった方の霊が見えない」から。

 極端な話
「残された家族が喜ぶようなことを適当に言えばいい。」わけだ。死者の本当の想いは誰にも証明はできないのだから。
E氏が家族しか知らないことを知っていたとしても、事前に隠密に徹底的な聞き取り調査などを行ったという可能性もゼロではない。
それこそ「信じるか信じないかは、あなた次第」の世界だ。

 ただ一つ確実に言えること。
それはE氏の言葉や行動によって「ご遺族の心が以前よりも癒されているように見受けられる」ことだ。それこそが大切なことなのではないだろうか。
死者との交信を信じる信じないは別として、E氏の言葉は聞いている者の心に暖かく、かけがえの無い人を失ってしまったご遺族の悲しみを和らげ、その辛さを乗り越えて未来に向かって生きて行く希望の光を与えているように感じられる。

 それこそが重要だと思うのだ。その企画だって、だからこそ続くのだろう。ことの真偽などある意味どうでもよいのだ。
人はそれぞれに持って生まれた役割というものがある。それが他人から見てわかりにくいものだったり、信じる人とインチキ呼ばわりする人と、評価が極端に分かれるものだとしても。
 光の方向、人々が安らぎと希望に向かう方向を向いているのであれば、各自の信じる役目を果たし自らの道を進めばいいのだと思う。それが自分を向上させ、世界を美しく構成することになる。

 仕事であれ、地域社会や家族の中の立場であれ。自分の役割に誇りを持とう。そして毎日の生活の中で、倦まず弛まず静かにその責任を果たしてゆこう。
そんなことを考えた夜であった。
 
 

 

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 読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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