チャンネル争い：続報

　昨夜の長男とのチャンネル争いについて、子供たちが寝静まってから遅くに帰宅した夫に話した。自分の大人気ない振る舞いが腹立たしく、最終的には気分が落ち込み、懺悔、告解せずには居られない気分だったのだ。

　夫はこういう時、私の気持ちを察して、きちんと向き合ってくれるタイプの人だ。「そんな事があったの？しょうがないなあ。」と言いながら浮かべる、彼の柔らかい笑みを見て、暗い気分がすっと楽になった。

　うまく言葉にできないが、夫の存在に非常に救われている。人としての相性の問題なのだろう。きちんと向き合うべき時と、軽く流してもらったほうがいい時と、その対応が、少なくとも私にとっては絶妙なのである。

お互いの意見が違う時など、かなり徹底的に話し合う。（まず滅多に喧嘩にはならない。あえて言えば討論、が近い）そうするたびに理解が深まる感じがする。
　結婚してからこの秋で丸9年過ぎ、10年目に入る。付き合っていた期間も加えると、二人で話してもう18年目に突入した。それでも今現在も、結構頻繁に「あれっ。こんな風に考えるんだ。そんな風に感じているんだ。」と驚くことがある。夫も私に対して同じようなことを言っていた。そして誰かに意見を求めたい時、お互いにまず一番に信頼できる相手である。こういう存在は、単純に非常にありがたい。
　決して順風満帆とはいえない私の人生であるが、彼という人を与えてくださった神に心から感謝している。

　話が逸れてしまったが、チャンネル争いの件である。今日、お風呂の時間に夫が長男に昨夜の事を尋ねたそうだ。長男は「ママが譲ってくれた。（昨日の記事では書かなかったが、寝かしつける前少しだけ、子供が見たがっていた番組をつけていたのだ。もっともその時泣いていた長男は、内容を理解するどころではなかった筈だ）だから今度は僕がママが見たい番組を見せてあげるの。」と美しい話になっていたらしい。胸がいっぱいになった。

　単なる惚気と息子自慢の親馬鹿記事である。日記ということでお許し願いたい。