体験入園

先日、次男の幼稚園の体験入園兼荷物搬入があった。
とはいっても、ほとんどの時間を子供たちに好きに遊ばせていて、目的はお手拭タオル、靴箱、カラー帽子のかける場所、などを子供たち自身にチェックさせ、クラスの雰囲気にちょっとだけなじませ、来る新学期に備えようとするもの。

　次男のクラスの担任の先生は、幼稚園の創立以来ずっと勤務しているというベテラン。好き勝手に動き回る子供たちをいつの間にか並ばせて、紙芝居や歌やお話で注意を引き続ける。（集中させる、というには彼らはまだまだ社会性に乏しく、言い方は悪いが、「野生動物の注意を引く」という感じ）ただ少し大きな声で話す以外普通にしているようで、少しずつ可愛いおサルのような子供たちをまとめ上げてゆく姿は、やはりその道のプロだなあと感服した。

　次男はかなりマイペースなやつなので、集団での行動に慣れるまでは時間がかかるかもしれないが、外面が良いので、きっとそのうちソツなく動くようになるだろう。
長男の時もそうだったけれど、この間生まれてほぎゃほぎゃと泣いていた赤ちゃんが、初めて社会生活の場に出て親と離れて行動する時間を持つようになるわけだ。親としては寂しさや嬉しさ、心配や開き直り、いろいろな感情が交錯して感慨深い。

「頑張れ、S!」