久しぶりの親子お昼寝

　水曜日の仕事はお昼まで。
昨晩夜更かしして睡眠不足だった私は、昼食の後、猛烈な眠気にリビングでだらりと横になってしまった。
下はホットカーペットでほかほか。クッションを枕に毛布をかけて、良い気持ち…。
うとうとしていたら最初に次男が私の左側にもぐり込んできて、私の腕を勝手に枕にしてすやすや。
気が付くと右側には長男がぴったりと寄り添ってきて、眠り始める。

　暖かくて柔らかい身体、柔軟仕上げ剤にいっぱい遊んだ汗のにおいいがちょっぴり混じる、子供たちの甘い体臭。
この子達がもっと小さい頃は、それこそ添い寝をしておっぱいを吸わせながら、よく一緒になってお昼寝をしたものだっけ。そういえばあの頃は少し血液のにおいがする、甘い乳の匂いもしていたなあ。
そんなことを思い出しながら、三人で夕方まで心地よく、ぐっすりと寝込んでしまった。パパの帰りは遅いから、夕飯はありあわせのもので済ませればいいし洗濯物は取り込んであるし。そのうち長男の
「お腹空いた！」
の声で終わるであろう、ひと時の平穏ではあるけれど。

小さな、小さな、でもかけがえの無い幸せ。
私に優しさと穏やかさを思い出させてくれる、大切な時間。
生まれてきて良かった。生きていてよかった。子供たち、こんな私のところに生まれてきてくれてありがとう。
神様、ありがとうございます。