つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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過去に何度か書いているが、私はかなりふくよかな体型をしている。
過食には、どうも精神的な問題も絡んでいて、ただ単に「食べるの大好き!やめられないの~!」などというお気楽なものではない。
摂食とストレスとが密接に関係していて、そのストレスというのも、生育歴、親子関係上の問題、外見に対するコンプレックスや葛藤、内にこもる性格、人から嫌なことを言われても、つい我慢してしまう癖。やるべきことに集中できないために「しなければならない!」とプレッシャーばかりが募り、かえって物事が滞ってしまうという悪循環、などいろいろな要素が複雑に入り乱れる。特に時たま浴びせられる肥満に対する心ない言葉。悪気はないのは分かっている。笑顔のままで、そのからかいや冗談に対応しながら、言われた方が内心でどれだけ傷つき、腹立たしさを感じることか。彼らは気がついてもいないだろう。そして食べることで自分を慰めてきたのだ。そうするしかなかった。
「過食とは嗜癖である」とする心理学者や精神科の医師もいる。
「体型は7~8割は遺伝子による」とする見解もある。一方で努力で体型を変えることに成功する人もいる。何をやっても、減量とリバウンドを繰り返す私のような者もいる。食べても食べても大して太らないどころか、細い身体のままの人もいる。(大食い選手権の人たちは典型例だろう)脳の作りや性格、性癖、好み、新陳代謝、消化吸収のよしあしetc,etc…「体質」と一言で片付けられてしまうものの中にはどれだけの要素が関係しているのか…。
この春、もう神の手配としか思えないようなご縁で、ある方のブログに出会った。いろいろな本を読み、意見の交換をし、おかげでずいぶん体型や食に関するこだわりや苦しみから解放され、心と魂の錘が軽くなった気がする。
それをはっきり感じたのが、今日、長男からこういわれた時だった。テレビの通販のコマーシャルでダイエット用の器具を宣伝していたのだが、
「ママ、これ買ったら?少し太りすぎてるんじゃない?」
以前の私だったら、笑ってごまかしながら何か冗談めかしたことを言い、内心では深く傷ついて動揺し、自分を慰め、落ち着かせるために、動けなくなるまで夢中で何かをお腹に詰め込んだだろう。そして決まって後悔し、自分を責めるのだ。「何で食べてしまうんだろう。だから肥満体なんだ。だらしない。意思薄弱でダメなヤツ。」と。
でも今日は違った。確かに私は健康のためにはもう少し体重を減らしたほうがいいと思っていること。でもある程度太っているとか、痩せているとかは体質によるところも大きいし、どちらが偉いとか、こうでなくてはいけない、という性質のものではないこと。などを長男に静かに伝えることができた。そして一番大きな変化はその後で「食べ物に走らなかった」ことである。
この文章を読んで、ピンとこない方も多くいらっしゃることだろう。たとえば「買い物依存症」だった人が苦しみの末に長い時間をかけて回復し、「素敵なバックをみつけたけれど、必要なかったから買わなかった」という場合、もともと「必要なものしか買わない」人からすると「当たり前」のことでしかない、そんな性質のことだと思うから。
誰に分かってもらわなくても構わない。とにかく私はまた一つ「楽になった」のだ。喜びと感謝の気持ち、そして希望がしみじみと涌いてくる。まだ時々食べ過ぎるし、私の体重は人生でマックスに近いところにあるが、でも不思議なくらい食べ物、食べることにたいするこだわりが減って、それに伴って、今現在体重も少し減少傾向にある。
非常に卑近な事柄で恥ずかしい限りだが、まさに「手放した瞬間に、得られる」ということを体感している。
それをはっきり感じたのが、今日、長男からこういわれた時だった。テレビの通販のコマーシャルでダイエット用の器具を宣伝していたのだが、
「ママ、これ買ったら?少し太りすぎてるんじゃない?」
以前の私だったら、笑ってごまかしながら何か冗談めかしたことを言い、内心では深く傷ついて動揺し、自分を慰め、落ち着かせるために、動けなくなるまで夢中で何かをお腹に詰め込んだだろう。そして決まって後悔し、自分を責めるのだ。「何で食べてしまうんだろう。だから肥満体なんだ。だらしない。意思薄弱でダメなヤツ。」と。
でも今日は違った。確かに私は健康のためにはもう少し体重を減らしたほうがいいと思っていること。でもある程度太っているとか、痩せているとかは体質によるところも大きいし、どちらが偉いとか、こうでなくてはいけない、という性質のものではないこと。などを長男に静かに伝えることができた。そして一番大きな変化はその後で「食べ物に走らなかった」ことである。
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非常に卑近な事柄で恥ずかしい限りだが、まさに「手放した瞬間に、得られる」ということを体感している。
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読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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