朝のTUTAYAに行って

 今朝10時まで返却のDVDを返しに行った。
「プラダを着た悪魔」「美しい人」
仕事に追われる私は見れなかったのが残念だが、2作品とも病み上がりの母が楽しんでくれたから、よしとしよう。

　TUTAYAというと、書籍部に行くのもレンタルコーナーに行くのも夜のことが圧倒的に多い。今朝の店員さんの人数からいっても一般的にそうなのだろう。
朝のレンタル棚というのは、人がいないせいか朝の陽の光のせいか、夜に感じる独特の猥雑感や澱みのようなものが無くて、何だか清々しい気がした。（もしかして、朝一番の掃除の後だったからそんな風に感じただけとか？？）
非常に気分よく、母のために新たに旧作4本を1000円でレンタルして帰ってきた。持ち帰った途端、さっそく和室で見ているようだ。

深夜から朝方にかけての静けさもいい。
部屋にこもって瞑想するのにぴったりの時間だ。
でも朝日が隅々までさす午前中の前半（妙な表現だが）というのもまた別の良さがあるものだなあ、と実感した。
透明な光に満ちたこの時間帯は、玄関先を掃いたり拭き掃除をしたり、といった「清め」をするのに最も適した時間のような気がする。そうしてきれいな光を浴びながら環境と共に自分自身も浄化し、自然の生命力のようなものを享受することさえできる気がする。
もっとも今日は寒いのと仕事が気にかかるせいで掃除をすることも無く、朝ごはんをそそくさと済ませてパソコンの前に座っているわけだが。

「早寝早起き」というのは身体の健康にはもちろんのこと、心の健康、魂の健全さといったものにも大切なことなのかもしれない、と思う一日の始まりであった。