オリンピック

　北島選手、オリンピック2大会2種目連覇おめでとうございます！！！

　今日、職場でちょっとした空き時間があったため、待合室のテレビの前に行ってみたら、皆さん同じことを考えていたらしく職場のみんなで北島選手を応援。
身体一つ抜きん出た圧倒的な勝利にみな自然と拍手喝采！！！
もう言葉にならない感動が…。

　もちろん夜のニュースでもとりあげられていて、後片付けをしながらなんとなく画面に目をやっていたら、北島選手の小学校時代から中学生、高校生、2000年の出場時の泳ぎ、そして2004年の金、今回の大会と年代を追って映像が映し出されていた。その体型の変化に目を見張った。
ナレーションでも「筋肉の鎧をまとう前から…」といった表現がなされていたけれど、まさにその通り。年月を経るごとに細っこい少年の身体が少しずつ縦に長くなり、そして肩が、上肢が背中がむくむくと筋肉で盛り上がっていく。
どれだけの泳ぎ、筋力トレーニングを積んでいたか。想像するだけで気が遠くなりそうになった。

そして思ったのだ。
「人は外見で全てを判断されるべきではない。でも外見はその人の生き方や毎日の生活、ひいては精神状態を如実に反映している。」

もちろん病気やその他事情があればまた別だし、どういう見た目が良いの悪いのという話ではない。似たような言葉で
「40を過ぎたら顔に責任を持て」
というではないか。
職業や顔つき、眼差し、選ぶ服装からもちろん姿勢や体型、しぐさに至るまで。
若い頃はともかく、歳を取ってくるとその人の内面や生き様がはっきりと現れてくることは日常でもよく遭遇する事実だ。

「今、ここに現れている自分が（良いも悪いもひっくるめて）自分」
それがもし嫌なら、変えれば良い。いくつになっても遅すぎるということはない。
「変わりたい」
そう思うこと。そのこと自体が変化となって現れる。
オリンピックに出るためでも、自分が新しく生まれ変わるためでも。
「目標に向かって努力する」
そのことに変りは無いのだから。