水を飲む

最近、写真のような浄水器を購入。
「日本人の味覚にあうミネラル水ができる」
とあって、私としては大満足。ペットボトルのミネラルウォーターと比べても全く遜色無い。近所のスーパーで写真のセットが3980円。数ヶ月でフィルターを交換する必要があるけれど、ペットボトルを買い続けるよりかな～り経済的。

　大体が冷たいお茶が大好きで、緑茶や麦茶、ウーロン茶、ちょっぴり豆乳を入れたアイスコーヒーなどにがんがん氷を入れて飲みまくっていた。
でもお盆を過ぎて朝、夕涼しくなってきたからか、最近急に冷たいものが身体になじまない感覚を覚え、ムショウに常温の水を飲みたくなったのだ。
そうすると水道の蛇口にも浄水器を取り付けているものの、それだけだとなんだかまだ薬くさい感じがして今回の購入に至った。

　そういえば「水を飲む」、しかも熱くも冷たくもない「ただの水」を口にするのって、本当に久しぶりのように思う。思い出せば２年前、１週間ほどタイに滞在した時は常温の水をがんがん飲んでいたっけ…。それ以外、ミネラルウォーターを買って飲む時だって大抵冷たく冷やしていたから。

　今、水の美味しさ、身体にす～っとしみこんでいく感覚が嬉しくて気持ちよくて、暇さえあれば口にしている気がする。んっ？？今日３リットルは飲んだかな？？
でも汗をいっぱいかいて、ちょっと多めにトイレに行って、身体の中がスムーズに流れている感じがする。何やら長年こびりついたいらないものが、少しずつ洗い流されていく感覚。人によっては水分をあまり必要としない人がいるらしいけれど、私はたくさんの水分を取ったほうがいいタイプみたいだな。体質なんだろうけれど。

　それと同時に果物と炭水化物、焼き海苔が美味しく感じられるようになった。一度に多種類いろいろ食べるのではなくて、メロンならメロンだけ、梨なら梨だけ、炭水化物もおにぎりやら何もつけない焼きたてのパンだけ、それを水と一緒に食べる。なんだかわからないけれど、今はそういう食べ方が美味しいし、身体がとても気持ちよく感じる。
だから油っこいものやたくさんの調味料を使うものは食べたくない。
「栄養学」やら「食育」やら考えるととんでもないことかもしれないが、今は「頭」を使わずに「心」で身体の声に忠実に耳を傾けて生活してみようと思う。

　これってちょっと前から流行りの「朝バナナダイエット」に似ているかも…。
ま、自分が気持ちよければとりあえずそれでよし。世間には「フルータリアン」だって居るわけだし。

　時にはこの世の「常識」とか「知識」とかに縛られずに「心と身体の声」にのみ従って行動するのも大切なことだと感じるから。