お楽しみ発表会

　今日は長男の幼稚園の「お楽しみ発表会」だった。年少さんと年中さんが午前。年長さんが午後。子供たちは10月の運動会が終わった後、この日のために毎日練習をしてきたそうだ。彼らの頑張りや先生方のご指導のことを考えるだけで涙ぐんでしまう…。いや、しんみりしている場合ではない。本番はこれからなのだ！とばたばたとお出かけの準備に励む。ハイネックのシャツにチュニック、脚長効果があるという触れ込みのレギンスを穿いて、やはり化粧もしなければ！

息子は年中さんなので、朝9時前に家族で登園。120センチ、27キロと小学生のような体格の長男は、舞台に立てばすぐに彼とわかる。

昨年の年少児の時は舞い上がって言葉につまる場面もあって、どうなることやらと少し心配だったが、今年はバッチリ。ありとキリギリスのお芝居で、背の高いアリさん役、せりふも一番大きな声で叫んでいた。

次男も昨年は外に出たがって、ぐずぐずしていたが、おとなしく「兄ちゃんだ」と見たり、私の携帯で遊んだりと、いい子にしていてくれた。

そして劇に出た子も、合奏に出た子も、みんなみんな本当に頑張ったねえ、大きくなったねえ、成長したねえ、と会場は温かい気持ちがいっぱいに満たされた優しい空間になっていた。その愛。ぬくもり。応援する前向きのエネルギー。

　神さまの、人間、生きとし生けるもの、あらゆる存在に対する、全能で無条件の絶対的な、愛。それはこういう、子に対する思いを、想像も出来ないくらい限りなく深く、人知を超えて大きくしていったようなものではないだろうか。

私は子供たちを愛する。そして神様は私を含め、地上のあらゆる存在を言葉にできないほど慈しんでくださっている。子に安心して成長していったもらいたい。同じように、私も神様に身を委ね、心安らかに向上していきたい。神さまもそれを心から喜んでくださっている。
そんなことをゆったりと思う穏やかな時間。