加圧トレーニング その後2

　昨年7月から始めた週1回の加圧トレーニング。
もちろん完全パーソナル、1対1指導のジム通い。

続いていますとも！！！

年末年始も週一回のペースを崩すことなく、この半年一度も休まず通っています。
筋力トレーニングは「半年続いた人は一生続けていける確率が高い」とあるトレーナーの本で読んだことがあり、一つの節目と思っていて、無事にその期間を過ぎてほっとしたところです。

「何か良い変化はあったか？」
もちろん！！
多分、ぱっと見た目は全然変らないので他人様からは気がつかれることは無いくらいの変化なのですが、

1）体重は2～3キロの減少に留まっていますが、衣服が緩くなってきました。それに少々食べ過ぎても以前と比べると太りにくくなってきた実感があります。
2）米やらペットボトルやらがやたらと軽い。
3）腰痛、膝の痛みが本当に軽くなりました。（無理をするとやはり痛みはきますが、以前と比べると格段に強くなって、アクティブになりました）
4）腹筋がついてきた。（若い頃に戻りつつある感じ）

特に腹筋はもともと弱くて腹筋運動は苦手だったのですが、2回の出産を経てますます筋力がなくなり、ジムで加圧トレーニングを始めてからも数ヶ月は
「腹筋運動したってウェストは細くならないし、脂肪で十分太いのにこれ以上筋肉で太くしたくないよ～っ」
などと屁理屈をこねて避けていました。

これを聞いたトレーナーも日々のメニューの中には一切腹筋運動は組み込みませんでした。こうなるとよくしたもので
「このままじゃ他の部位ばかり鍛えられて、腹筋だけおいてけぼりのいびつな身体になってしまう！！」
と逆に心配になってしまったのです。
それに筋力トレーニングも慣れてくると、腹筋をうまく使うことの大切さが身体でわかってきました。
（体幹を鍛えている時はもちろん、上肢であろうと下肢であろうと効果的かつ怪我をしないようにトレーニングしようとすれば、きちんと姿勢を保持して正しいフォームで動かすべきで、そうしようとするとお腹から胴回りの筋力が非常に大事なことを痛感します。）

「Kさん、私そろそろ腹筋鍛え始めたいと思います…。」
と自分から言い出し、いざ始めたら別人のようにやる気満々状態になりました。
Kトレーナーはこの心境の変化を待っていたようです。
とはいっても言い出したのは先月のこと。
一ヶ月たった今、最初は寝返りもできない赤ちゃんのようだった（はっきり言って芋虫状態）動きが、少しずつ「腹筋運動らしき姿」になってきたところでまだ「鍛えられてきた」とはお世辞にも言えない状態す。

だいたい大人になって～というかもうすでに中高年といわれる年齢ですが～日常生活をしている上で
「最初できなかったけれど、少しずつ上達していく」
ことがいったいどのくらいあるでしょうか。
自分がトレーニングにハマッテイルのもその辺の
「自分がちょっとずつでも変化していく～成長していく～喜び」
みたいなものに快感を覚えているに違いありません。
なんといっても翌日から2～3日続く「筋肉痛」が嬉しくてたまらないのはその痛みが「変化の証」みたいに感じるからなのでしょう。

（同じ変化でも「老化や衰え」はあまり嬉しいものではありません）
とてもアンチエイジングだとかボディメイクだとか言えるようなレベルのものではないにせよ、自分にしかわからないくらいの微々たる変化であっても、何もしていないよりずっと身体にも精神衛生面でもいい影響を及ぼしているようです。


　こういったことは今まで全くしたことのない何かにチャレンジする時全てに当てはまるかもしれません。
中高年の私のこれから先の人生に、どのくらいの時間が残されているかわかりません。でも自分のペースで少しずつでもいいから、常に何か新しいことを生活に取り入れていきたいものだと思っています。