つれづれに思うこと、本や映画の感想、菜食レシピなどなど、心のままに書き綴っています。
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もちろん、食用に出荷されるものほど立派なつぼみではないが、ゆでて絞って和え物や汁物に浮かべたりするには問題ないし、きちんと柔らかなつぼみを摘めば、ほんのりと苦味のある非常に美味しい春の野の味。
写真の中央部のような、花が咲く前のつぼみを柔らかい茎からちぎる。
「ここにもあった。あ、あそこにも」とちぎるのがとても楽しい。袋いっぱいとるのに、30分もかかっただろうか。収穫したものはよく水洗いして、さっと熱湯にくぐらせ、からし醤油で合えたり、白和えにしたり。醤油味のパスタにもとても合う。
あまったら一回分づつラップに包んで冷凍しておくと、いつでも使えて便利だ。
次男がお腹に居た頃だから、4年前の春私の母がお友達から教えてもらってからの毎春の行事のようになっている、菜の花摘み。
大好きな梨木香歩さんの著書に「春になったら苺を摘みに」というエッセイがあるが、その中で著者が英国で師事し、お世話になった児童文学者でハウスマザーだった老婦人からの手紙の中の
「親愛なるK…春になったら苺を摘みに。それから水仙やブルーべりーが咲き乱れる、あの川べりに。…中略…私たちはそういうことを毎年続けてきたのです。毎年続けていくのです…。」
という部分を思い出す。この世での現実的な寿命とか、実際には地理的に遠く離れて生活していることとか、そういうことを一切飛び越えて、永遠に続く暖かく、優しい人とのつながりや触れ合い。
母と私と子供たち。いつまでこのメンバーで菜の花摘みができるかわからないけれど、将来は私と子供たちとその嫁や子供になって、私が死んだら孫とその子供たちが続けていけたらいいなあ、などと思ってしまう。美しい、地球の命が脈々と続いていけますように…。
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読書が好きな2児の母。平和と調和を願う菜食主義者です。瞑想を通じて精神・霊性・身体の向上を目指しています。
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